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要約筆記者は、プライバシーを守ることが義務づけられます。
要約筆記者は、依頼者のプライバシーに関わるため、プライバシーを守ることが義務づけられます。
これは守秘義務であると同時に、信頼にも通じることです。
要約筆記者として常に責任ある行動をとらねばなりません。

以下は要約筆記者としての心得として、サークル初代代表が作成したものです。

 

通訳者としての任務を果たす
「通訳してあげている」という自己満足でなく、通訳を受けることで聴こえない人が、その場所に参加できている、 ということを基本に持ち通訳者としての任務を果たして欲しい。
演者・話し手のメッセージ源と聴こえない人とを直接むすびつける役割です。
話を正確に伝達して話し手と受け手のコミュニケーションを成功させる「仲介者」です。

 

秘密を守る(ボランティアの基本理念)
要約筆記の活動で知り得たことは、絶対に外に漏らしてはいけない。

 

相手のニーズに合わせる
講習会や研修会で、「こうしましょう」と教えられ、現場に行くと、聴こえない方から、いろいろ要望があることもあります。
それに対し「そういうことは教えてもらわなかった」というのでなく、できる限りの範囲であわせて欲しい。
利用者から何を求められているかということを第一に考えて欲しい。
要約筆記の活動には、相手があります。
自分では「良い事」だと思っていても、相手を傷つけていることもあります。
相手が何を求めているかを理解しなかったために起こります。
善意は尊いものですが、おしつけは困ります。

 

時間を守る
決められた時間、約束の時間は守りましょう。

 

越権行為をしない
要約筆記者は、聴こえない方の代弁者であったり、補助者であってはいけません。
通訳をおこなっている時、その場の会議の進行に口を出してはいけません。講義の進行についても同じです。
通訳の現場では、通訳に徹してください。

 

服装に気をつける
その場その場に合わせた、服装で行ってください。

 

無理をしない
義務感で、風邪をひいて無理をして行ったら、依頼者に余計な気を使わせたり、仲間に迷惑をかけることになります。

 

事前準備と活動後の反省

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